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研修終了

本社での一日研修、そして完全カンヅメでの3日間の研修が終わった。

ここ20年ほどほぼ同じカリキュラムでやっているにもかかわらず、合宿研修の内容は、人事サイドが前もって提示してもくれなければ、経験した先輩たちも、匂わすだけではっきりは教えてくれない。

「・・まあ、大変だけど、役に立つこともあるから頑張って。」だの「研修?面白いよ~!ちょっと人間不信になるかもしれんけど。」だの「俺は二度と受けたくないなあ。でも、ひるじ君なら大丈夫じゃないの?」とか。一体なんなんだよ・・・。

まあ、大声で自分のやりたいことを叫ばされたり、他のメンバーに罵声を浴びせられ続けてひたすら耐えるとか、そういう洗脳チックな自己啓発セミナーのようなものではない、と聞いていたけれども。

研修の内容は、簡単に言えば管理職の実務シミュレーションのようなもの。与えられた設定の人物になりきって、決められた時間内に課題をこなしていき、後で自分の言動をビデオと、自分の一挙止一頭足だけを観察している観察者の評価を貰い、自分はどういうことが得意でどういうことが苦手なのかを改めて知る、そして今後の仕事に活かす、とまあ、そんなような研修だった。

今回一緒に研修を受けたのは、自分を含め8人。研修の中身は色々あったが、終わった後の話を聞いてみて、皆の一番印象に残ったのは面接演習のようだった。

これは、自分の設定が新しく赴任してきた管理職で、10分以内に講師扮する部下に、お互い納得の上、その部下が出来ていないことを改めさせる、すなわち業務改善に「ウン」と言わす、というものである。この面接の様子はビデオに収められ、後で皆で鑑賞して採点する。部下のデータは前もって10分だけ読むことが許されており、与えられた状況と部下の特性をもとに10分間で戦略を練り、面接に臨むのだ。

講師が扮するのは、営業成績は非常に優秀、だが上司や先輩の言うことは守らず、他のメンバーからは浮いた存在。そして面接の場面では、こんな部下が本当にいたらこっちが配置転換を希望したくなりそうな、とんでもなく弁の立つ、しかもおそろしく小生意気な部下になる。

1対1の話し合いというのはとにかく相手だけに集中すれば良いので、自分としてはグループ討議などよりよっぽど気が楽だったし、今までも割と得意な方だと思っていたのだが・・・。

何気ない一言の揚げ足を取られてグウの音も出なくなり、下を向いて黙ってしまう人、いきなり詰問口調で入ってしまったことで部下を怒らせてしまい慌てまくる人、反論され続け糸が切れ、将来の転職をほのめかしちゃう人、質問攻めに合いどっちが面接されているのかわからなくなってる人。

他の人のビデオを見るととにかく笑えてしまうのだが、かく言う自分も決してうまくはいかず、説得には至らなかった。タイプ的には、主導権を向こう側に握られてしまうタイプか。「所長の営業ノウハウをお聞かせください」と言われ、普段から考えていることを滔々と喋りながら、さあこの話をどう説得につなげようかと考えていたら、30秒・・・1分・・・2分・・・時間がどんどん過ぎていく。。。8分過ぎぐらいに説得の方向性がチラッと見えたのにもかかわらず、途中の大幅な時間ロスが響き、肝心の本題を出したところであえなく時間終了。。。

色々な演習を通じて特に思い知らされたのは、自分の「時間」に対する意識の甘さだ。
しばしば待ち合わせの時間に遅れたりするような甘さは自分でも十分わかっていたが、今回痛感したのは、むしろ「資源」としての時間。今回の演習はどれもアウトプットする時間枠だけでなく、戦略を練る時間枠までもがきちっと決められていた。学校の試験ならいざ知らず、一つの目的に対して、関係あるなしまでも不明な膨大なファクターと方法論を自らの知識と感情と意思、価値観と掛け合わせ、自分だけの答えを作る作業に対して、カッチリと時間が決められている。これが、今までじっくり考えることで対応してきた自分にとって、実にしんどいのである。

今の自分にとっての核である新商品のコンセプトを抽出したりする作業には、資源としての時間をどれだけ投入してもいいのだろうし、端折っても後で悔いが残るだけだろう。でも、核とまではいかない決済作業については、半日かけて100点を取ることより、10分で80点を導き出し、その80点を積み重ねていかなければ、そのうちオーバーヒートしてしまうかもしれないし、核となることに使うべき時間を圧迫しはじめたら、それこそ本末転倒である。

時間を、ヒト・モノ・カネ・情報などと同じ経営資源として捉え、活用していくということはすなわち、研修最後のフィードバック面接で「知」「情」に比べて足りないと指摘された、「意」の鍛錬そのものなのではないか。

研修のために3日間抜けたことで、PJリーダーをはじめメンバー皆に随分と手伝ってもらった。
今回自分が気づいたことはぜひ今後に活かして、プロジェクト全体、そして会社全体に還元していきたいと思う。

・・・と、これで結べば納まりがいいのだけれど、管理職の人たちの言動を色々思い出すにつれ、実際この研修はあんまり活かされていないなあ。。。
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by hiruji | 2007-02-12 02:23 | 日記その他

競馬/食い物/音楽/NFLに関するひとり言。更新頻度いささか自信ございませんが。
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【ひるじ】
41歳スチャラカ社員。

犬を連れてたら西郷風らしい。神社のハッピが似合うらしい。

変態癖少々あり、知識人気取りあり、嫁あり、毛だらけで耳だけデカい食欲旺盛な娘あり。


■好きな場所
絵笛日本の漁港離島

■気になる馬
出資馬達、名付けた馬達、走り方に惹かれる馬達、零細血統の馬達など多数。

■気になるTeam
フィラデルフィア・イーグルス


■好きなDivaひとり
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