ひるトン東京ヘイ ブログレッシブ

祭りは終わり、仕事が始まる

展示会の会期中は、夢のような時間だった。

だいたい展示会というものは、妙な疲れ方をする。立ちっぱなしで足の裏が痛くなるし、混んでいる電車で帰る時も、何か空しい。

だが今回は、この時間がもっと続けばいいのに・・とばかり考えていた。たった四日間しかないのが、もったいなくてしょうがなかった。決してお客さんに誉められてばかりではなかったし、うまくいかないこともあった。でも、本当に楽しくて、毎日の時間の経ちが早くてしょうがなかったのだ。帰り道でも気分が高揚していて、誰からともなく誘い誘われ、結局毎晩飲みに行っては、ここはこうせなあかん、あれは来週すぐに修正しよう、などと話し合ったりしたものだ。

それもこれも、自分たちで一から作り上げた仕事だからなのだろう。これからどんな世の中になるのか、それに合うのはどんな商品なのだろうか、から始まり、2年半を使って商品を仕上げ、展示の仕方も全部自分たちで考え、それを成し遂げるための予算をリーダーに引っ張り出してもらい、やっとこさ出来た晴れ舞台だった。

「綺麗」「癒される」「落ち着く」「眠くなる」「このブースだけ異質」「おたくの会社らしくない」「ぼんやりしていて他みたいにメリハリがない」「説明書きがないから、何を展示してるんだかわからない」「売れるかどうかはわからないが、いままでにないことだけは確か」色々な意見があったけど、全て誉め言葉に聞こえる。だって、それって全部、ある意味狙った通りのことだもの。

うちのような超コンサバ企業で、ボトムアップ形式でこんなことがやれたというのは快挙のはずだ。実に幸せな仕事をしているという実感がある。

でも、これは到達点ではなく、市場に対してリリースした、はじめの一歩。全てはここからである。進むべき道については自信が持てたが、商品の完成度はまだまだ。今のままでは、新しいし、綺麗だし、面白いけどねえ・・・・と、結局実際買ってくれる人は少ないだろうという気がする。機能が売りの商品ではないから、斬新さだけでは売れない。高い物には高い商品なりの妥協なき完成度・サービスが必要。まず狙う需要コーンのトップ層に対して、対価を戴くのに耐え得る商品というのは、そういうものだろう。

これからは地味で泥臭い仕上げの作業が増えてくるだろうが、それは一つの新価値を創造しきるまでに絶対不可欠な工程。そしてこの工程は、今後この新価値を維持していく上でずっと続いていくことになる。

だけど、今回の展示会で多少苦言を言われても苦にならなかったように、自分でやりたくて始めた仕事だと、その地味な作業もまた楽しく感じながらできそうな、そんな気がしている。
[PR]



by hiruji | 2007-03-12 00:40 | 日記その他

競馬/食い物/音楽/NFLに関するひとり言。更新頻度いささか自信ございませんが。
by hiruji
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

Hiruji?

【ひるじ】
41歳スチャラカ社員。

犬を連れてたら西郷風らしい。神社のハッピが似合うらしい。

変態癖少々あり、知識人気取りあり、嫁あり、毛だらけで耳だけデカい食欲旺盛な娘あり。


■好きな場所
絵笛日本の漁港離島

■気になる馬
出資馬達、名付けた馬達、走り方に惹かれる馬達、零細血統の馬達など多数。

■気になるTeam
フィラデルフィア・イーグルス


■好きなDivaひとり
TISH HINOJOSA

■腐れ母体サイト
ひるトン東京ヘイ

■首都圏の食い物屋レポ↓
livedoorグルメ・ひるじ

最新のトラックバック

スマター
from けめち
初めての抜歯
from だりぃだいあり apex o..
五反田 ナンパ/五反田 ..
from 東京のセフレ
日本ダービー
from だりぃだいあり apex o..
桜花賞には行けなかったけ..
from etc ~クルマな生活~

ライフログ

ファン

ブログジャンル

画像一覧