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カテゴリ:日記その他( 144 )




カッタ君と祇園祭

宇部のモモイロペリカン、カッタ君が死んじゃったらしい。

それを聞いて、随分長生きしたんだなあ、と思ったのだが、モモイロペリカンは60年ほど生きるらしく、23歳のカッタ君はまだまだ若かったらしい。鳥でもそんなに長生きする種類があるんだねえ。

近所の幼稚園に毎日飛んでやってくる園児のアイドル、カッタ君の映像が頻繁にテレビに出ていたのは、20年くらい前だったかなあ。

実はこのカッタ君で思い出す一つの記憶がある。

たしか95年頃だったと思うが、祇園祭の宵山を控えた暑い盛りの京都で、財布を無くしてしまった。

お客さんと不具合の出ている物件を見に行って、その後喫茶店で打ち合わせをし、アイスコーヒーをおごってもらい、駅の近くまで車で送ってもらったのだが、その途中で財布が無くなっていることに気づいた。上着にも、車の中にも、打ち合わせした喫茶店にもない。

交番で遺失物届を出し、お客さんに1000円借り、電話ボックスから会社に定時連絡(携帯ない頃はしてたよなあ)。そしたら家の親父から至急電話よこせとの伝言が。

掛けてみると、何と俺のクレジットカードが使われまくっているとのこと。当時クレジットは家族会員だったから、金券ばかりをあちこちで買う不審な使われ方にカード会社が気づき、連絡をくれていたらしい。持ち主が20代のはずなのに使ってるのは50代のオヤジで、ちょっとお待ちくださいと言って調査してるうちに店から消えたとのことだ。至急ストップしてもらって、使われた分も戻してくれるらしいので一安心したが、どこで無くしたのかわからない。京都の街には鉾が立っており、宵山ではないにしろ人通りもかなりのものだったから、どっかで掏られたんだろうか・・・などと思いながらも、すっかり忘れていた。

その約1年後。京都の警察署から電話があり、至急来て欲しいとのこと。

窃盗の常習犯を逮捕したのだが、犯人の記憶を聞き出していると、俺の出した遺失物届に繋がる供述があったとのことだった。

中立売警察に行き、被害者なのになぜか取調室に招待され調書を取られる。どうも財布は掏られたのではなく、お客さんの車の中に置いておいた上着に入れっぱなしだったのを盗まれたらしい。そのおっさんはこの界隈の警察では有名な、車上荒らしの常習犯だと。

そして、しばらくして80リッタークラスのバカでかいビニール袋を持ってきて、「これ、逮捕したおっちゃんの家から押収したものなんだけど、自分のものがあるか探してみてくれるかな?」と、ドサッと渡される。

財布が2~30個、名刺入れやカードケースも同じくらい。そして、おびただしい量のカード類。

丹念に調べたが、残念ながら自分の革の財布もキャッシュカードもクレジットカードも見つけることはできなかった。

そこでたった一つ自分のものを見つけたのが、財布を無くす一週前に、山口県の徳山に出張に行った際、公衆電話を使うために買い求めたテレホンカード。

そう、モモイロペリカンのカッタ君がデカデカと載った、100度数のテレホンカード。半分くらい使ってあるところも、無くす前に使っていたカードだからはっきりと記憶していた。このカードを買ったときに、「そういえば最近カッタ君ってテレビでも見なくなったなあ・・・」って思ったことも思い出した。

盗られた全財産からただ一つだけ戻ってきたのがカッタ君のテレホンカード、ということで、それからは祇園祭のたびにカッタ君を思い出していたものだ。

ちなみにそのカッタ君のテレホンカードはその場では返してくれず、また一年近くたってそんなことも忘れていた頃、カード一枚しか入っていない茶封筒でうちに届いたのだった。またしても忘れた頃に再会、というわけだ。飛んでいくけどまた元気に帰ってくる、カッタ君そのもののような気がして、それからは使わずに引き出しの中で保管してたっけ。

そんな関西在住時の記憶を、また久しぶりに引っ張り出してくれたカッタ君、安らかに。
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by hiruji | 2008-07-18 02:29 | 日記その他

いっぺんにたくさんの皿を回すことって、難しいわ

パソコン仕事の大事なパートナー、ブルーベリーのスキンがあったんで変えてみました。

いつもみたいに色やラインの太さのカスタマイズに入ると迷宮に入ってしまうんで、今回はデフォルトで。

どれも決して手を抜けない超重要な仕事だけで大きく分けて5つ、普通にこなすべき中程度のものを入れればおよそ20、これらを外部やスタッフを使ってマネージしていかなければならないのが今の自分のミッションなのに、うまく回せてない。80点取れそうな仕事を、勢いが出てきたからってついつい90点を目指してやってしまい、ふと気づくと0点や10点の仕事がチラホラ。だけど0点のままじゃ済むわけないから締切に追いまくられつつヒィヒィ言いながらなんとか70点までもってくると、3日前まで50点はあった仕事が劣化し20点まで下がってきているので、またヒィヒィ。

今にも落ちそうなかんじで、グワングワンいいながら回っている皿を3つも4つも担当している皿回し。どうも最近はそんな感じです。
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by hiruji | 2008-07-16 02:58 | 日記その他

膝、すた丼、ガンボ

↓の、雨でコケた日から数日して、膝に痛みがやってきた。やっぱり関節に無理がいってたようだ。また毎日整形外科に通わなきゃいけないのか、階段をとことん避けて移動しなきゃならないのかとかなり憂鬱だったが、幸い多少痛いだけでそれより悪くはならず、何とか踏みとどまった感じ。

最近は1日40~50段の昇り降りを上限として階段を使っているが、まずは右膝をこれ以上悪化させないよう、右を一段上に置いたら左で階段を思いっきり蹴り上げる昇り方、ギッタンバッコン構わず右膝を曲げない降り方で移動している。大きな負担はかけず、でも無理なく動かすことで、痛くせずに最低限の筋力は残そう、という行動基準に基づいている。

しかし部屋であぐらをかいて右足を触ってみて驚いた。なんかフニャフニャである。一方の左足はといえば以前と変わらずパンと張っていて、同じ人間の足とは思えない。

左足主導で何ヶ月も動いていたのは確かだが、こんなにもあっさりと筋肉は落ちるんだねえ・・・。

痛いだの衰えただの、そんな話ばっかりだと書いてる方だけじゃなく読む方も気が滅入るだろうから、たまには食い物の話を。

最近品達の近くにコインパーキングを見つけたので何回か通っているが、どんぶりの方で「すた丼」なるものを食ってみた。ニンニク風味の豚肉丼だという予備知識があったが、あまりに予想通りの味。まあまあ旨いが、ご飯の量が多いのには少々閉口。どっかで「どんぶり版の二郎」って書いてる人がいたが、味の方向はともかくノリはまさにそんな感じ。学生の時なら通ってたかもなあ・・・。

最近はまってるのは、「ガンボ」なる食い物。魚介類をオクラと煮込んでスパイスで味付けし、ご飯と一緒に食すもの。スパイスの系統は違うが、強いていえばシーフードカレーみたいなものか。

ルイジアナ州のケイジャン料理の一種らしいが、見た目も綺麗じゃないしクセのある味だが、これが妙に旨い。旨いシーフードカレーって今まで食ったことがないのだが、このガンボが一つの答えのような気がする。

フランス系移民が多く、メキシコが近いルイジアナ州で、その辺で捕れたザリガニや貝でブイヤベースもどきを作り、スパイスをぶち込んでさらに煮込んだらガンボになったんだ、と聞けば、ああなるほどまさにそんな味だ。まだ八重洲地下街でしか食ったことがないが、店によって入るもの、味のバリエーションが違いそうだし、食い歩きに行ってみるかな。
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by hiruji | 2008-06-23 01:54 | 日記その他

ホームにて

中島みゆきの隠れた名曲のタイトル。でもこのハナシには全然関係なくて。

今日は朝から雨がザンザと降っていた。出張に出掛ける予定で、同僚と乗る電車も決めていたのだけれど、起きたら出発時刻の10分前。慌てて支度して雨の中家を出る。

最寄り駅のホームは非常に狭い。しかも終点での乗り換えに便利なホームの突端は屋根が無く雨ざらし。こんな時人々は屋根があるギリギリのところで留まって、電車がホームに滑り込むのを確認してから各々傘を広げ、先端まで歩いていく。

でも今日の自分は約束の時間ギリギリ。心理的にもそんな人溜りでのんびりしていられない。

「まったく、雨に濡れたくねえアマチャンが群れやがってよ~」的なそぶりで人を掻き分けるように前へ出て、傘をさし歩き出した。

4~5歩目で、点字ブロックの上に置いた右足が滑った。あせった。踏ん張ろうと試みた。でも滑りは止まらない。そしてそのまま、思いっきり仰向けにひっくり返ってしまった。

そして強い雨でホームに出来ていた水溜りに肩から足首まで、しっかり浸かった。

すぐ近くに人はいない。でも5m後方には、10人以上溜まっている。全員が全員、しっかりと見ていたことだろう。

ずぶぬれで立ち上がり、グチャグチャのスーツをパッパッと手の甲で掃う。水滴が少々飛ぶだけで何の意味も無い。でも何かしなければ立ち去れないような空気だったから、やったまでのことだ。でもそこに留まってずっとパッパッやってるのもわざとらしくて違う気がした。平然と傘を持ち直し、最初からそこに行くつもりだったから行くんだ、と背中で表明しながら、観客から一番遠い最前部まで進んだのだった。

後で膝がヒリヒリ痛むのでまくったら、膝頭をすりむいていた。仰向けに転んだはずなのに、なんで膝をすりむくのだろう。

そんなイベントで幕を開けた日ってのは、やっぱり1日中パッとしないもんだ。
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by hiruji | 2008-06-04 01:51 | 日記その他

ターニングポイント

40歳になりました。

高校生くらいの時には、25くらいを境に人生下り坂、30越えたらおっさんで、40なんて過ぎようものなら見た目薄汚いにもかかわらず、社会的義務だけはズシッと背負わされてる可哀想な存在、なんて見方をしてたもんだから、自分の寿命は40迄で果てればいいって、真剣に思ってたんだよなあ。普通の人の平均寿命の半分を、その分2倍太く生きよう、なんて、結局倍太いのは体型だけだったけども。


ここ一ヶ月くらい、別に仕事がうまく行かなかったとかそういうわけじゃないのに、どうも前へ前へ進んでいく気持ちが失せていた。やらなきゃいけないことは具体的にわかってるし、自分こそがエンジンになって推進すべき立場なのも重々承知、なのだが、いくらそう思っても最初の一歩が出せないのだ。

思えば3月初めの展示会の前・後と突っ走ってきていたところ、4月から新しくチームに加わった部下が4月後半からは獅子奮迅の働きで営業をかけてくれていることが、自分の気の緩みを生んでいるような気がする。本来、より他のことに専念できて、相乗的に仕事を進めていくことが可能な環境をやっと手に入れたはずだったのに、この仕事に出会う前に戻ったがごとく、漫然とこなし仕事に終始してしまっている。

勝負どころで気が抜け、雑になるのは昔からの悪い癖。そして今やっている仕事は殊更ヘビーだから、その落差は今までに無いほど激しい。そしてこの仕事はメンバーのうち1人がこなし仕事になっただけでもグループごと転落の危機に直面するような、非常に危ういところに立っている。

ここしばらくは休みの日には会社に足が向かなかったが、今日は久しぶりに行って、明日から動くための案件別のjobの整理をしてきた。やらなければいけないことは4テーマほどあって、今日はその中の一つしか手がつかなかった。でも正味6時間、そのテーマに心底集中できた。この感覚はこの一ヶ月の間全くなかったことで、40になった今日を境に、また前へ踏み出していくきっかけがつかめたかもしれない。

俺は身体弱いし、その割には身体に悪いことばかりしてるしで、一般的な平均寿命が全うできる保障は全く無いけど、一応折り返し地点を迎えたということで、新たな気持ちでやっていきましょー。
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by hiruji | 2008-05-26 01:10 | 日記その他

宇宙の日は祭の日

ググってみると、「宇宙の日」は9月12日、毛利さんがスペースシャトルで飛び立った日ということであり、大多数の記事は、それに関連するものである。

しかし、一部で5月5日、つまり所謂「こどもの日」を指している記事やブログもあったりする。

昨日はこっちの方の宇宙の日、つまりROVO@日比谷野音に初めて行ってきた。勝井さんのライブには2度行っているものの、ROVOのライブは初めて。

連休中はひたすらニコ動にはまっていた。美味しんぼとか昔やったことのあるゲームとか、そんなものに絶妙にハマる字幕が面白くてしょうがない。今更になって、ニコ動の面白さに目覚めてしまったというわけである。40を目前に控え、何か情けないとも思うのだが、面白いものは面白いわけで、朝から晩までパソコンの前。そして仕事はおろか、全くの出不精になっていたのである。

そんな調子なもんだから、ずっと楽しみにしてたROVOのライブといえ段々面倒くさくなってきていた。ましてや野外ライブというのに予報は雨ときている。3時過ぎには現地に入って、前座2組から楽しもうと思ってたのが、重い腰を上げて結局着いたのは5時半。そこからタバコ等買出しで、更に6時前。既に前の2組は終わっているらしく、野音の中は酒を買う人、トイレに並ぶ人がわらわら・・・といった感じ。

既に雨がパラパラと降りはじめてはいるがビニール製雨ガッパ、ヤッケ、謎のポンチョ風衣装など、雨対策は万全、といった人達が犇いている。なんかいい塩梅なカオス空間、こういう場は1月の円ジャン以来。あれも初めての経験で、相当ドギモを抜かれたけれど。

仕事を通じて知り合いになり、これからお世話になるスタッフを見つけ挨拶。今日は最初にROVOを紹介してくれた人も来ている筈だが、多分若い整理番号でかなり前のポジションを確保しているだろうし、自分と嫁は控えめに、立見席の手すりを確保、そして手にはチューハイも確保。

そして、ROVOのメンバーが入場、すると同時に、それまで混沌としていた会場内が、一瞬でまとまった。

既にテンションが出来上がっていて溜めに溜め、後は放つばかりになっていた観客が初めから飛ばす飛ばす、そして呼応するようにステージ上のボルテージも上がる上がる。嫁いわく「集団ゾンビ」。確かにあの映画のシーン、郊外のショッピングセンターの中で蠢くゾンビ集団の様子を4倍速で見たらこんな感じじゃなかろうか。

・・・なんて、客観的に観察できていたのは精々1曲目くらいのもんで、次に自分が一番好きなHAOMAのイントロが始まると、自分もゾンビの一員と化していた。

しかし、この気持ちよさは一体何なんだろう???トランスなんて軽薄な、、、という思いは、CDを聴いた時点で完全に払拭できていた。色々な凄すぎの要素盛り沢山の中でも、突き詰めれば圧倒的なツインドラムorドラム&パーカッションの迫力、という答えを出していたが、これはもはやそういった理屈の範疇を超えている。

芳垣&岡部のリズムは、凄いと思ったCDと比べもんにならないド迫力ではあるが、勝井さんのバイオリンも恐ろしい。CDや今までの小バコライブでは感じ取れなかった鬼気迫る凄まじさ。忌野清志郎じゃないが、勝井さん独特のシルエット、その肩口からブワンと出た音が、フワンとビルの谷間の暗い空に溶けてくのだ。そしてそれが連続し、他の音、観客のテンションと交じり合い、絡み合ってどんどんと暗い空に放たれていく。

イクとこまでイッて、HAOMA終了。いやすごいわコレ。

新曲だという3曲目が始まり、若干冷静さを取り戻す。高速ゾンビになりながらも頻繁に口をつけていたチューハイはいつの間にか空っぽになっており、慌てて買い足しに行く。

ガソリン補給が終わり、また自ら高速ゾンビ化。回りを見渡せばほとんどが20代、30代前半の客層だが、よく見ると同年代やちょっと上あたりもチラホラ。でもうちの嫁のようなごく一部を除き、にいちゃんねえちゃんおっちゃんおばちゃん、ほとんどがゾンビ。

アンコール後のラストはREOM。あちこちでいい評判を聞く割にはCDで聴いてあまりピンときていなかった曲だが、「さあ何が来るか」って時にあの山本精一のアルペジオ、ウォォォーーーってなもんです。鳥肌です。そしてラストまでのあの流れ。野音で初めてわかったREOMの凄さ。
きっとNA-Xなんかもライブで凄さが弾ける曲なんだろうなあ。

缶チューハイ4本を身体シェイクしながら飲んだもんだから、REOMが終わって帰路の途中じゃかなりのヘベレケ。ただテンションだけは高いまんまなので、嫁とメシ食って、そのままカラオケボックスへ。自分からカラオケに誘うことはあんまり無いんだけど、今回ばかりは高いテンションを発散したくてしょうがないらしい自分。ブルーハーツとか普段あまり歌わないものばっか歌って、ようやく少し落ち着いて、電車で帰りました。

これはライブというより、古来から伝承されている祭そのものか。酒をかっくらい、大声をあげ、なんじゃわけわからん状態なんだけど、気持ちよくて、楽しくてしょうがない。

人込みを極度に嫌い、お祭り騒ぎをスポーツや競馬に持ち込む若い連中に眉をひそめる俺だけども、心のどこかで祭を渇望していたのかな。

宇宙の日は9月12日よりも5月5日をスイセンします。この日毛利さんは飛ばないかもしれないけれど、代わりに勝井さんが飛びます、山本さんも芳垣さんも岡部さんも益子さんも原田さんも飛びます。もっと言えば3000人ぐらい飛ぶんです。

そして何たって5月5日は祭日、つまり祭の日なんですから、なんて最後はオヤジらしい〆で今回はおしまい。
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by hiruji | 2008-05-07 01:34 | 日記その他

セレブアレルギーになりそうだ

白金に新しくオープンするという美容室というかエステサロンというか、そういったスペースがある。

そこのプレオープンdayだった今日、レセプションパーティーに行ってきた。

そもそも数日前に、初対面のとある設計士にプレゼンした際、そこの会社が全面的に手掛けた物件がその日だけ見られるから、是非行ってみてくれと言われていたのだ。

折りしも都内は横なぐり暴風雨の真っ只中。駅から歩いて数分のその美容室まで、着くまでに既にスーツはずぶ濡れ。

入口で受付して階段を上がると、そこには正装したイケメン&イケウーメンいやイケウィメンがわらわら。しかも店側とデザイナーと招待されたVIPの皆様方がほとんどで、お互い顔見知りのようだ。シャンパンやミネラルウォーターを勧められて手に持って、隅っこの方に陣取る。が、この自分の浮き上がり状態はどうだ・・・。

ズブ濡れのオッサンなんて、自分以外どこにも居やしない。年配の男性は居るには居るが、高そうなスーツに身を包んだ紳士ばかりである。この雨の中、なんだってみんなそんなに着飾って涼しい顔してるのさ。何だか、アメショーだのヒマヤランだのばかりが鎮座した赤絨毯の横で、どこからか紛れ込んだ裏町の野良一匹、みたいな様相である。

改めて自分の身なりを見直したが、雨でズボンの折り目まで無くなっちゃって、思っていたより更に数段酷い。完全にヨレヨレである。濡れただけじゃなく変な汗が出てくるので顔を拭こうとハンカチを探すが・・・持ってくるの忘れた。いやはや、どうしょうもない。

それに顔見知りが1人も居ない。誘ってくれた設計士は今日は出張とかで、部下のデザイナーが代わりに来ているとのことだが、なにしろ会ったことがないので顔がわからない。店の人に頼んで探してもらい挨拶したものの、あちらは色んな人への挨拶で忙しく、ずっと話しているわけにもいかない。

展示会なら見るものだけ見てサッサと帰ってもいいのだが、デザイナーが店内を説明してくれるのは挨拶や乾杯が終わってからと聞かされたので、ここで帰るわけにもいかない。しかもVIPの到着が遅れているらしく、レセプションパーティーは一向に始まらない。

無い無い無い、何もかもが無い。一言で言えば、この野良猫の所在が無い。

何とか踏みとどまり、乾杯が終わったあとデザイナーとゆっくり話せた。ちょっと落ち着いたが、用は済んだのですぐに店を出た。駅前の喫煙スペースで缶コーヒを啜って一服。ようやくホッとした~。

これからこういうの増えるのかな・・・。苦手だなあ。
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by hiruji | 2008-04-09 01:56 | 日記その他

シューマイと餃子

荷物が重いので嫁に空港に迎えに来てもらった後の話。

メシを食おうとなったものの、時間は遅いし、駐車場が無いとダメだしってことで、帰り道近くにあるバーミヤンにする。

タンメンのセットかなんかを頼んだら、シューマイが2個付いてきた。このシューマイを食べようと、取り皿に醤油を投じた、その刹那。

「餃子が食べたいなあ。追加オーダーしていい?」と、嫁から話しかけられる。

「まだ食うのか。ちょっと多くない?」と返事する俺。

「そうね、やめとくか。」と嫁。

そこでふと、「あれっ?何か間違ってる・・・」と思い今醤油を入れていた取り皿に目を落とす。

そこに本来あるのが、醤油とカラシのシューマイ用タレ、のはずが、醤油・酢・ラー油の餃子用タレに化けていた。

シューマイ用タレを作る作業中に、餃子情報が割り込んできたもんだから、カラシじゃなくて酢に手が伸び、そしてその流れでラー油まで入れてしまったのだった。

そして結局、タレが出来ちゃったから、ってことで、餃子を頼むことに。
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by hiruji | 2008-03-30 12:58 | 日記その他

日帰り出張、成果あり

一件の引き合いのため出張し、4軒の客先を回った。販売ルートでちょっとした揉め事になりかかっていたためだ。

電話でのやり取りからすると、結構面倒なことになりそうな雰囲気も感じ、最悪は取引をやめて収束させようとも考えて飛行機に乗ったのだが、結果全て丸く収まりそうでホッとした。
まずユーザーさんはうちの商品のコンセプトをほぼ理解してくれていて、何よりこれが一番大きい。そして会社対会社の関係で古い伝統がある代理店、ここの所長と担当者もわかってくれ、今回この商品を立ち上げる為に手を組んだ新しいがブランド力抜群の代理店もやる気になってもらったようだ。

直接会って話すことで、話が余計こじれることはほぼ無い。まず、遠方からメーカーが足を運んだこと、中身はともかくただそれだけで、とりあえず最初の壁は取り払われる。

そして、色々話をしていくうちに、お互いの考えていることが徐々に明らかになり、そこに新たな共感が生まれたりもする。

同行した古い代理店の担当者がお昼ご飯をともにした時に言っていたが、あまりにスンナリとコトが運んだので拍子抜けしたぐらいだとのこと。この代理店は今回ユーザーの意向で特例的に通すことにしたのだが、色々話していると単に既得権益を主張するような、古参ディーラーにありがちな人ではなかった。戦略上主要代理店は変えられないけど、こういう人となら組んでいい仕事ができそうな気がした。

決して安くはない、新しい商品をより広く知ってもらうためには、WEBサイトや焦点を絞った広告は重要。でも同時に、クロージングに至るためにはお客さんと面と向かって直接話すことが不可欠だ。仕事は、全体を見て戦略性を持って進めないとダメだが、一対一の局地戦を軽視しては決まるものも決まらない。だって、売ってるのも人なら、買うのも人なのだから。

自動化を受け入れないのもダメ、ここぞと言う時の手間を惜しむのもダメ。最も排除すべきは、しばしば効率化という言葉のもとに進められる、戦略なき中途半端な手抜き行為だと思う。

というわけで、旨いものを堪能する暇もなかった出張だけど、気分は晴れ晴れなり。
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by hiruji | 2008-03-29 00:47 | 日記その他

眠れない・・・

昨日久しぶりに「王様のレストラン」を通しで観た。三谷の脚本で、と言うよりも全てのドラマの中で圧倒的に一番好きな作品である。今まで何十回みたかわからないが、決して飽きることがない。心から笑い、ジーンと来、そして観終わってからの余韻がとても気持ち良い。

でも、ちょっと見方が変わってきたかな?松本幸四郎演じる伝説のギャルソン、千石武が、今の上司に見えて仕方がない。そして千石が久しぶりに帰ってきたばかりのベルエキップは、今の自分が居る事業部そのものに思える。いい連中で問題意識もそれなりに持っているのに、徐々に転落している現状に歯止めをかけることなく流されているのも似てるし、初期に千石に対してスタッフ達が抱いていた不信感も似てる。始めは無茶に思えた千石の求めるプロ意識が徐々に浸透し、個々に自覚が芽生え始め、能動的に仕事をこなし、いい意味での自己主張をしだしたのも同じ。

結果昔の勢いを取り戻したドラマ「王様のレストラン」と大きく異なるのは、千石が来たのが、いや正確には各自に自覚が芽生えたのが少しだけ遅すぎ、ベルエキップは分割され、店の大部分が売られてしまったという結末。残ったのは厨房を持たない、わずかな食堂部分だけだ。

まあ、決まったものはしょうがない。シェフもいなければ厨房も無いのは本当に大変だけど、何とかするしかないのだ。幸い、伝説のギャルソンは引き続き腕を振るってくれるし、やる気みなぎる新しいメートルも入った。狭い食堂部分だが、人としては最強の布陣である。

ところで、食堂係は完璧でも、どうやって料理を作り、供すのか?

それは、こちらで献立を考えて、経営は変わったもののスタッフは以前のままの厨房に注文を出し、作ってもらうというやり方。工夫は必要だけど、シェフは変わってないからできないことではない。

ちょっと脱線。最近は何をやっても仕事にだぶらせてしまうんだよなあ。。。

とまあ、そんなことを考えながらも楽しく観終って、ようやく寝たのが明け方近くになってしまい、今日起きたのは何と3時をとうに過ぎてから。会社に行ってやることいっぱいあったのに・・・結局会社に着いたのは7時過ぎ、それから終電までの4時間半じゃあ仕事はあまり進まず、中途半端な状態で帰宅。

明日こそ早く会社に行って片付けよう、と思ったものの、現在既に4時を大きく過ぎているのに全く眠くならない。この悪循環、困ったものだ。
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by hiruji | 2008-03-21 04:35 | 日記その他

競馬/食い物/音楽/NFLに関するひとり言。更新頻度いささか自信ございませんが。
by hiruji
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Hiruji?

【ひるじ】
41歳スチャラカ社員。

犬を連れてたら西郷風らしい。神社のハッピが似合うらしい。

変態癖少々あり、知識人気取りあり、嫁あり、毛だらけで耳だけデカい食欲旺盛な娘あり。


■好きな場所
絵笛日本の漁港離島

■気になる馬
出資馬達、名付けた馬達、走り方に惹かれる馬達、零細血統の馬達など多数。

■気になるTeam
フィラデルフィア・イーグルス


■好きなDivaひとり
TISH HINOJOSA

■腐れ母体サイト
ひるトン東京ヘイ

■首都圏の食い物屋レポ↓
livedoorグルメ・ひるじ

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